ofcache-0.1 Released - Be an Idealistic Realist

Hibernate用２次キャッシュプロバイダ実装の、開発者向けイテレーションリリース*1の最初の版をリリースしました。
http://sourceforge.jp/projects/domaingen/files/

まぁ、開発者向けリリースなんてする必要なさそうな気もするんですが、開発にメリハリをつけようと思い、定期的にリリースすることにしました。アジャイルで言うところのタイムボックスですかね。 0.x のバージョンでは、期間内にリリースすることを至上命題としました。そうしないとおいら絶対サボるのでｗ。

ということで、その第一弾のリリースなのですが、8/31リリース厳守という自分ルールのため、部分的に精査が不十分*2な状況でのリリースです o...rz。ギザ悔しス。

前日が Sun 時代の同期との飲み会で朝まで飲んでいたので、8/31深夜のリリースと相成りました。リリース日付が23:12だからなぁ、、、。ぎりぎりセーフ*3。

ofcacheとは

Object Fanatics*4 Cache の略です。

リリース概要

開発者向けリリース(0.x系)です。
最初のリリースとして、シンプルなオンメモリキャッシュ機能を提供します。

機能

Hibernateの２次キャッシュプロバイダとして、以下の機能を提供します。

クラスタ環境には非対応
オンメモリキャッシュ（ひたすらキャッシュしまくります）
設定は無制限のみ

インストール方法

jarファイルを使用する場合。

ここから ofcache-0.1.tar.gz もしくは ofcache-0.1.zip をダウンロードします。
ファイルを展開します。
展開されたフォルダの中にある以下のすべてのjarファイルをクラスパス上に配置します。
- commons-0.1.jar
- ofcache-api-0.1.jar
- ofcache-hibernate-0.1.jar
- ofcache-impl-0.1.jar

mavenを利用する場合

pom.xmlに以下のような指定を行います。

<repositories>
  <repository>
    <id>maven2-repository.domaingen.sourceforge.jp</id>
    <name>Domaingen.sourceforge.jp Repository for Maven</name>
    <url>http://domaingen.sourceforge.jp/maven2/</url>
    <layout>default</layout>
  </repository>
</repositories>
<dependencies>
  <dependency>
    <groupId>jp.objectfanatics</groupId>
    <artifactId>ofcache-hibernate</artifactId>
    <version>0.1</version>
  </dependency>
</dependencies>

使用方法

以下のクラスを CacheProvider の実装として指定します。
jp.objectfanatics.ofcache.hibernate.OfCacheProviderImpl

ライセンス

ライセンスは、ofcache-hibernate-0.1.jar は、Hibenateのインタフェースにリンクしているため GNU Lesser General Public License, version 2.1 です。その他は Apache License, Version 2.0 です。

品質の優先順位

おいら的にはライブラリの品質については、高機能や高性能よりも、バグがないことやユーザーフレンドリーであることのほうに興味があったりします。ということで、 ofcache は以下の優先順位で品質を作りこめたらいいなぁと思っています。

bug-free
high-user-friendliness
high-availability
sophisticated-design
high-functional
high-performance

*1:「開発者向けイテレーションリリース」とは、バージョン1.0より前の段階で定期的にリリースされるものを指します。ここだけの用語です。目的はおいらのサボり対策ｗ

*2:っていうか、「だったらスコープを縮小するのが正道だろ！」っと突っ込みを入れたあなた、あなたは正しいｗｗ

*3:「もっと早めに終わらせとけよ」と思ったアナタ。おっしゃる通りｗｗｗ

*4:Object Fanatics とは、おいらが個人事業主をやっていたときの屋号です。当時 objectfanatics という名前で SourceForge プロジェクトを作成したのですが、その環境をそのまま使っているため、なんとなくこのような名前になってしまいましたｗ。フリー時代かぁ。何もかもが懐かしい、、、。